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VYNATEC (ヴァイナテック) 製
リニアクルーズ LC310 第3話 : 設定について


VYNATEC (ヴァイナテック) 製 リニアクルーズ LC310  第3話 : 設定について

 

・ ブログ記事 「 ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310
ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310 第1話 取付詳細
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ヴァイナテック製 リニアクルーズ LC310 第3話 設定について


今回は、説明書には載っていない設定ワザをいくつかご紹介致します




【 CAN-bus 信号情報認識で、アクセル信号も確認 】

OBDII 接続で CAN-bus 信号の認識を行った時、正常認識で 3回 「 ピッ 」 が鳴ったあと、
「 プー、プー 」 と連続音が鳴る場合がありますが、これには以下のような意味があります。

2回ずつ鳴る  → アクセル開度 1 〜 99%
3回ずつ鳴る  → アクセル開度 100%

これが正常に確認出来れば、その後の 「 アクセルペダルの登録 」 の作業をしなくても OK




【 セット・モードについて 】

※ セット・モード = 各種設定を行う時にセット・モードにする


キットに付属されている取扱説明書では、
1.エンジンをかける前にセット・モードにするパターン
2.エンジンをかけた後にセットモードにするパターン
の 2つが書かれてあります。

エンジンをかけると、セット・モードから通常モードに戻ってしまう車種があるようで
( セルを回した時の電圧降下で、クルコンの電源が一旦切れてしまうために起きる現象 )
そういった車種ではエンジンをかけた後にセット・モードにします。

そのため取扱説明書ではあえて 2つに分けて説明しているようです。

しかし、取り付ける車種やクルコンのバージョンによっては、上記とは逆にエンジンをかけた後だと
上手くセット・モードにならない場合もあります。

※ 「 第1話 取付詳細 」 の方法で OBDII から電源を取った場合、エンジンをかける前に
セット・モードにしておけば、エンジンをかけてもセット・モードの状態をキープ。
( その代わり、エンジンをかけた後だとセット・モードにならない )


私の VAB もそうですが、エンジンをかける前にセット・モードにしておけば、エンジンをかけた後でも
セット・モードを正常にキープできるので特に問題ありません。




【 感度調整について 】

感度調整を行った後にブレーキを踏むと設定が決定されて、感度調整モードから モード OUT しますが
そこから 「 SET 」 を押すと、ふたたび感度調整モードへと モード IN 出来ます。

なので、

ブレーキを踏んで 一旦 モード OUT

SET を押す ( クルーズコントロール状態になり、同時に モード IN )

クルーズコントロール状態で走らせて設定状態を確認

SET、または、RES 操作で感度調整 

ブレーキを踏んで 一旦 モード OUT

を繰り返して、設定を煮詰める事が可能です。 


ちなみに 「 加速度調整 」 でも同様に、ブレーキを踏んで モード OUT した後、「 SET 」 を押して
ふたたび モード IN が出来ます。






※ 注意事項

上記の操作方法等は、私が購入した時点のクルコンのバージョンのお話です。
その後、これらは変更されている可能性もあります。
もし、現状と違っていても、ご容赦のほど宜しくお願い致します。



備考

記事掲載日 : 2016/08/05