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テールランプのスモーク化

GRB インプレッサのテールランプのスモーク化について

 



GT-DRY カーボンパーツの リアドアガーニッシュ を取り付けてセンター部分が黒くなったため、それに合わせてテールランプをスモーク化してみました。

GR / GH 系は純正のテールランプユニットが白っぽくて、もともと以前から赤色かスモークとかにしたいと思っていましたがセンター部分のカーボン化を機に色のまとまりの悪さが気になってしまいスモーク化を決意(笑)

…で、その方法ですが、一般的にスモーク化には、塗装、またはフィルム ( もしくは半透明シート ) の貼り付けの 2種類の方法があります。

塗装の場合はフィルム類と比べて耐候性に優れ、色艶などの変化が少なく綺麗に仕上がります。
ただし、一旦テールランプを塗装してしまうとノーマルには戻せません。
( アルコール等で拭き取れる簡易タイプの塗装もありますが、普通のウレタン塗装と比べると耐久性等は良くないです )

フィルム類を貼った場合は剥がせば簡単にノーマルに戻せる利点がありますが、塗装と比べると耐候性が弱く艶が引けてしまう場合があります。 そのため UVカットの保護艶だし剤を使ってこまめにメンテが欠かせません。

このように、塗装もフィルム類もそれぞれ長所・短所がありますので、どちらが良いかは一概には何とも言えませんが私の場合は昔からプライベートでステッカー製作をやっている関係で材料を持っていること、貼り作業に慣れていることから
今回は 「 貼り 」 のほうを選択しました。



 
半透明のスモークシートをランプユニットに合わせて適当な大きさに切り出します。
ステッカーの水貼りと同様に、石けん水を使って貼って行きます。

使用したのは電飾用の半透明シートです。
一応、耐候性 5〜7年タイプを使用していますが、透明系の寿命は実質 3年が目安だと思います。
まあ、寿命に関しては使用環境とメンテナンスで大幅に変わりますので、このあたりはあくまでも目安ということで (^^ゞ 



 
ゴムべらを使って気泡や水泡を抜きながら貼り付けて行きます。
基本的にランプユニットは 3次曲面なので、ドライヤーで暖めたり、引っ張って伸ばしたりして馴染ませながら貼り進めます。

表面が綺麗に貼れたら、裏面の余った部分をカッター等で切り捨てれば完成です。( 右上の写真の矢印部分を切り捨てる )




こんな感じに貼れました〜

このバックランプユニットに関しては、わりと平らな面が広いので貼りやすいと思いますが、問題なのはブレーキランプ側。。。
曲面がきついので、熱を加えながら伸ばしたり縮めたり、それなりにテクニックが必要です。

※ さすがにブレーキランプ側は 1人で貼りながら写真を撮る余裕が無く、写真はありません m(_ _)m




完成したところ。
カーボンパネルとの色の相性も良い感じですね〜




ちなみにブレーキランプ側は、矢印部分に 2つ突起というか段差のような部分があり、大変貼りづらいです。
この 2つの段差を上手く伸ばしながら馴染ませ、さらに外周部分も曲面がきついのでシワにならないように収拾させることがコツです。


それと、フィルムや半透明シートは、塗装と比べると水垢が付着しやすいので、貼ったらすぐにワックスを塗り、時々メンテナンスとして UVカットの保護艶だし剤を塗っておくのがお薦めです。


備考

 
記事掲載日 : 2012/11/21