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ストロボライトについて ( 安いストロボを効果的に使うノウハウ ) |
▼ ストロボライトについて | ||||||||||||||||||||||||||||||||
イベントでの車両展示や、ナイトオフ会などで目立ちたいと思ったら、やっぱり欠かせないのが ストロボライトです! ただストロボライトと言っても種類がいろいろあって、値段も数千円 〜 5万円以上のモノもありますが 今回は 昼間でも使えるぐらい明るくて、なるべく値段が安い方法 を考えてみました。 単純に明るさだけ考えれば、「 WHELEN 」 というメーカーの 90ワットクラス以上が最強でしょう。 本場アメリカのパトカーなどで正規採用されている 「 まさに本物 」 のパワーです。 しかし、WHELEN の 90ワットクラスだとストロボキットだけで 6万円近い値段なのと、ヘッドライト等に 加工して取り付ける事になりますから、その加工費を考えるとメチャメチャ高いものになってしまいます。 ※ ヘッドライトを加工すると切り粉がヘッドライト内に付着してしまうため、ヘッドライトをカラ割りして 分解清掃する必要あり。 工賃が結構高くなってしまいます。 とりあえず 「 昼間でも使えるぐらい明るいもの 」 だと、キセノンバルブ式で1万円前後からあります。 まあ、値段に比例して安いモノはあまり明るくないのですが、まずはこのあたりから試してみることに してみますね。 ↑ 量販店のカー用品コーナーでもたまに見かけることがある 「 MAX シリーズ 」 。 これは 4つのストロボバルブを点滅させることが可能な MAX4000 です。 MAX シリーズの特長は、ヘッドライト等のバルブと交換して入れられる点にあります。 ヘッドライト側を加工せずに使えるため、費用をグッと抑えられるのが良いですね。 また、イベント展示やオフ会時に、ササッとバルブを入れ替えて使えるのが便利です。 それと、点滅パターンが 16種類と豊富なのも大変魅力的です。 ( 明るさ最強の WHELEN 90ワット仕様でも点滅パターンは 10種類しかない ) ↑ MAX4000 には、2タイプのストロボバルブが2個ずつ合計 4個入っています。 上側が 「 T10 タイプ 」 で、スモールバルブやヘッドライトバルブ ( HB3 など ) の代わりに入れて 使用することが可能です。 GR/GV/GH/GE 系インプレッサだとハイビーム部分に入れて使えます。 T10 タイプの下側にあるのが 「 H3 タイプ 」 のストロボバルブです。 H3 タイプは、そのままではインプレッサに使えないので、↓ のように加工して使います。 ↑ 純正フォグランプの HB4 バルブを分解・加工し、台座部分に H3 タイプのストロボバルブをドッキング。 これで純正フォグランプ側は無改造で、ストロボバルブが使えるようになります。 ↑ 電源ユニットには 4つの出力がありますが、実際には 「 1 と 2 」 、「 3 と 4 」 が繋がっていて 2つの出力を分岐させて 4つになっていますので、「 1 と 2 」 、「 3 と 4 」 はそれぞれ同時に 点灯します。 実はこれが大変重要なことで、本当は 2つ分の電力を 4つに分けているため 4つバルブを繋ぐと 本来のパワーが半減してしまうのです。 少しもったいないですが 4つ繋がずに 2つだけ繋いだほうが、ストロボバルブの能力を最大に 引き出す事が可能になります。( 4つで使うより、2つで使ったほうが明るい ) 今年の 4月に筑波サーキットで行われた 「 ハイパーミーティング 」 の会場に展示した時は、 この MAX 4000 でストロボバルブ 4つを繋いで使用しました。 やはり 4つ繋いでしまうとパワーが半減してしまい、 「 まあ昼間でも使えてるけども少々パンチに欠ける 」 といった感じでしたね (^^ゞ ↑ ちなみに T10 タイプと、H3 タイプは、どちらが明るいかと言うと、H3 タイプのほうが明るいです。 上の写真 (左) を見ると判ると思いますが、H3 タイプは発光する部分の長さが 2倍近くあります。 また、写真(右) のように 正面 ( 青い矢印 ) 方向から見ると T10 タイプは光が見えないのに対し H3 タイプはどの方向から見ても光って見えます。 MAX4000 の理想的な使い方としては、「 H3 タイプを2つだけ繋ぐ 」 のが最も明るい使い方です。 点滅パターンも同時点灯は避けて、交互点滅タイプを選ぶようにします。 つまり、同時に 2つ点灯さないように使ったほうが最も明るくなるのです。 ↑ バルブを 2つだけしか繋がないなら、同シリーズにバルブ2つ仕様の 「 MAX2000 」 がありますが MAX4000 と比べて配線自体が細かったり、あまりパワーが無いようです。。。 ( 写真・左 ) 明るさを求めるなら、MAX4000 で H3タイプのバルブを 2つだけ使う方法がお薦めです。 あと、今は販売終了してしまった MIYAMA というメーカーから出ていた MAX シリーズ。 上の写真(右)は、バルブが4つ仕様の MAX5000 で、現行の MAX4000と同等。 パッケージもそっくりで、バルブも全く同じです。 MIYAMA が取り扱うのをやめた後、無印で売られているのが現行の MAX シリーズなのかな。 製造している所は間違いなく一緒だと思います(笑) これを H3 タイプのバルブ2つだけで使用するのも良いでしょう。 ↑ 一応、比較対照として参考までに。。。 こちらは 4万円クラスのプロ仕様。バルブは最大 6つまで使用できる 120ワットのものです。 値段が高いのでさすがに MAX シリーズと違います。繋ぐバルブの数が 1つでも 6つでも 電源が安定しているので同じ明るさになります。 バルブ形状は 「 WHELEN 」 と同じM字型。 MAX シリーズの U字型と比べると大きいです。 ただ、最強メーカーの 「 WHELEN 」 と比べると明るさは少し劣る感じですね。 さて、本題の MAX4000 と比べた場合ですが、MAX4000 をバルブ2つで使用した明るさは このクラスに極めて近い明るさになります。( 室内で点灯比較した場合、肉眼ではほぼ同等か ) …で、結論ですが、、、、 MAX4000 を使う場合、1つの電源ユニットにストロボバルブは 2つまで。 バルブは H3 タイプの U字型のほうだけ使う。 ストロボバルブを数多く使用したい場合は、それに見合った数の電源ユニットがあれば良い。 例えば、ストロボバルブを 4つにしたい時は、電源ユニットが 2つあれば結構明るく使える。 という感じでしょうか(笑) ↑ 早速、電源ユニット 2個で、H3 タイプのストロボバルブ 4つ仕様 を試してみることに。 写真では判りにくいですが、バンパーホースメント ( バンパーの骨部分 ) の裏側に電源ユニットを 2個並べて取り付けています。 ※ MAX シリーズの利点は、電源ユニットが完全防水仕様であること。 ユニットを剥き出しで車外に設置しても大丈夫なので大変便利です。 ただし、コネクターは防水仕様ではないので、ビニールテープ等でしっかり絶縁しておく必要あり。 1つ目の電源ユニットは、左右のヘッドライトに 1個ずつ組み込んだストロボバルブを点灯させます。 2つ目の電源ユニットは、フォグランプに取り付けたストロボバルブを担当します。 スイッチの配線は以下のように繋ぐと、1つのスイッチで 2個の電源ユニットを同時にコントロール可能。 ・ 赤色 (+) … 1つ目の電源ユニットだけに繋ぐ ・ 黄色 (LED) … 1つ目の電源ユニットだけに繋ぐ ・ 橙色 (信号) … ダイオードで分岐して両方の電源ユニットに繋ぐ ( スイッチ側+、ユニット側− ) ※ 点滅パターンは、あらかじめ同じにしておくと 2個とも同時に同じパターンへ切替が出来ます。 まるで 1個の電源ユニットで点灯させているように動きますが、明るさはこっちのほうが遥かに上。 ちなみに MAX4000 の点滅パターンは、以下のようになっています。 ( 白い配線が入っている側と、黄い配線の入っている側があり、それぞれ次のパターンで点滅します )
※ 製造時期等の違いにより、上記とパターンが異なる場合があるかも知れません。 ↑ 先にもご紹介したように当初はフォグに HB4バルブを加工してストロボを組み込んでいましたが フォグランプをHID化 したため、バルブの抜き差しがやりにくくなったので、ストロボバルブは フォグランプ本体の側面に穴を開けて接着することにしました。 ↑ こんな感じで H3 タイプのストロボバルブを取り付けました。 ↑ ハイビームの HB3 バルブを分解・加工して、H3 タイプのストロボバルブをドッキング。 これでヘッドライト側は無改造で、ハイビームのところに組み込みが可能になります。 ↑ イベント仕様ですから、電源は別バッテリーから供給です。 1日中ストロボを作動させているとバッテリーが上がってしまいますからね。 車両のバッテリーが上がってしまっては大変ですから、別バッテリーを用意して繋いでやります。 電源用の配線は車内に引き込み、普段は助手席のカーペット下に隠しておきます。 バッテリーに繋ぐクリップ部分はコネクターで脱着できるようにしました。( 上の写真・右 ) ストロボを使う時だけ、このコネクターを繋いでバッテリーに接続します。 ↑ 実際にストロボライトを点灯させた動画です。( 2010年08月17日 午後3時ごろ撮影 ) ( 表示再生にはフラッシュプレーヤーのインストールが必要となります ) ※ 風の音がうるさいので、音量を下げてから見るのがお薦めです m(_ _)m 昼間使用してもこのようにハッキリ判るほど明るく光ります! 1万円クラスの比較的安いタイプのストロボライトでも、使い方しだいで上位クラス並みの明るさを 得ることが可能なのです。 ※ ストロボの強い光をデジカメでムービー撮影すると、カメラレンズに乱反射(?)するのか 関係ない部分に光が飛んで映ってしまいます。 まあ、ストロボの雰囲気は充分に掴めると思いますので、ご容赦下さいね〜 |
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■ オークションで入手した部品を加工・取付してくれる店 → S-craft 記事掲載日 : 2010/08/20 |