★ 純正 ECU は、扱い方を間違えると ECU 本体に致命的な故障が発生したり、
車両故障の原因になったりします。 くれぐれも慎重に全て自己責任で行って下さい。
大人気! 「 純正 ECU 書換ツール 」 のチューニング解説記事です〜 (^-^)v
今回は直接このツールのお話ではないんですけど、メールなどでご質問の多い
「 プロドライブUSA のソレノイドバルブ 」 について、解説致しますね。
ちなみに1番多いご質問は
「 どこで売っていますか? 」
と言う内容ですね〜 (^^ゞ
扱っているのは、海外のサイトです。( http://www.mastrowrx.com/ )
上の URL の表紙のページから入り、開いたメニューページの左側にあるカテゴリーから
「 Prodrive USA 」 を選択すると、商品のページが開き、その中にあります。
※ 当サイトでも販売することが決定致しました!
詳しくは、こちらのページ をご覧下さい。
( 現在販売中のものは、製造メーカーが同じ互換品です )
それと、「 ソレノイドバルブって何? 」 と言う人のために、簡単にご説明しておきますと…
ブーストを電気的にコントロールするための部品で、純正 ECU から命令を受けて動きます。
ブーストコントロールには無くては成らないモノで、この部品の性能によってブースト制御の精度や
ブーストの立ち上がり具合なども変わってきます。
ようは、この部分を優れたパーツと交換すると、ブーストのかかりが良くなるワケです。
【 Prodrive 3 port boost solenoid 】
↑ これがその現物です。
ソレノイドバルブ本体と、固定用ステー、純正ハーネス接続用ケーブルのセットです。
・ ソレノイドバルブ本体
純正は2ポートですが、これはその名の通り3ポートあります。
2ポートだとどうしてもブーストのかかりが鈍かったり、制御もあまかったりしますが、
3ポートにすることによりアクチェーターにかかる圧を確実にコントロール出来ますから
ブースト制御の精度が増します。
また、純正と比べてブーストの立ち上がりも鋭くなります。
・ 固定用ステー
純正の取付位置にそのまま取り付けできるようにステーが付属しています。
ただし、このステーが確実に使えるのは丸目GD系のみ。(^^ゞ
涙目 GD 以降は取付スペースが違うため純正位置には上手く納まりませんので、
別途ネジ止めなどで固定する必要があります。
・ 純正ハーネス接続用ケーブル
ケーブルは、純正のソレノイドバルブからコネクターを外してそのまま使えるように
変換ケーブルになっています。
現在のところ、丸目GDB ・ 涙目GDB で問題なく使える事を確認済み。
※ 純正ソレノイドバルブのコネクターを抜くと、通常はメーターパネル内にある
エンジンチェックランプが点灯しますが、このキットに繋ぎ変えてもランプは
点灯しません。ご安心を。
【 取り付けについて 】
↑ 純正ソレノイドバルブは、運転席側のフロントストラットの前方にあります。
上の写真(左)の ○ の位置です。
上の写真(右)は、上方から見たところ。
丸目GDでは、この部分はカバーで覆われています。
↑ 純正配管はこのようになっています。
市販のホースやホースジョイントを駆使して、Prodrive USA のソレノイドと繋ぎます。
基本的にはインタークーラーを取り外さなくても作業は可能だと思いますが、手が入りにくく
作業性が悪いので、インタークーラーは外したほうが良いかも知れません。
なお、上の図の 「 1 」 の純正配管にはオリフィスが入っています。
市販のホースと入れ替える際には、オリフィス付きのホースジョイントを使用すると良いでしょう。
↑ 実際に取り付けたところ。
※ 先にも述べた通り、涙目GD系には付属のステーが使えません。
私は純正ソレノイドバルブの近くにネジ止めしました。
※ ソレノイドバルブは動作時に音が出る場合があります。
もし、うるさい音が出る場合は上の写真(右) のように取付面にスポンジやゴムなどを
貼り付けて振動が直接伝わりにくくしてやると良いでしょう。
これで完成です。
あとは 「 純正ECU書換ツール 」 を使って、ブースト関連の設定を変更すれば OK です。
今回はここまで。。。m(_ _)m
次回はセッティング例を掲載致します。
セッティングは日本での 「 ECU 書き換えチューニングの第一人者 」 のかたにお願いして、
データをいくつか作ってもらいました。 (^-^)v
無論、大変お忙しい人ですから、実走なしでチューニング仕様から想定して作られたデータですが、
実際に走らせてみたらかなりイイ感じになってますよ〜
お楽しみに〜 (^-^)ノ
【 お申込はこちらから... 】
純正ECU書換ツール ご紹介ページ
※ 記事掲載日 : 2007/10/02
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