評価用として QUANTUM 製のGD型用車高調をお借りする機会に恵まれましたので、
いろいろレポート致しますね!
GDB−D 型に乗り換えてもうすぐ2年、早くもこれで4回目の車高調入れ換えですね〜 (^^ゞ
今回も頑張ってレポートをまとめたいと思います。
■ QUANTUM ( クァンタム ) について
車高調に詳しい人なら誰でもきっと思うこと… 「 いつかは QUANTUM を装着したい! 」
そして実際に装着して思うこと… 「 やっぱり QUANTUM はいい! 」
この 「 いつかは QUANTUM 、やっぱり QUANTUM 」 って思いは、車高調好きにとって
一種の合い言葉のようなもの。
そのぐらい QUANTUM 製ダンパーは、最高峰、かつ、ハイクォリティーで超高級品!
そのルーツは、オフロードやインディカートで有名なエンジニアが F−1 チームのオファーを受け、
F−1 プロジェクトとしてサスペンション作りを始めたのが事の始まり。
その中で培われたテクノロジーを結集して創られたのが QUANTUM 製ダンパー なのです。
ヨーロッパを舞台に F−1、DTM ( ドイツ・ツーリングカー選手権 ) などで大活躍し、そして実際の
レーシングカーから得られた最新テクノロジーをそのままストリート用サスペンションに用いています。
ダンパーシャフト、シリンダー、ピストンの素材やその加工法、中に入れる高性能ダンパーオイル、
そしてオイルシールに至るまで、レーシングカーで使われているそれと全く同じモノを使用。
通常の市販車用部品と比べ、桁違いの精度や耐久性を持つ超高価なパーツをふんだんに使い
他メーカー製品よりも値段が高いですが、その分得られる満足度も桁違いです!
また、単に優れたパーツで構成するだけでなく、内部構造に工夫を凝らし、単筒式でありながら
低圧ガスでも安定した耐久性能を持つダンパーに仕上げています。
※ 一般的な単筒式ダンパーは、ピストンの上下動に伴うエア発生を押さえるために高圧ガス式に
なっています。 これだと安定性能は得られますが反発力が強く、乗り心地は硬くなってしまい
普段の足としてはつらい状態。。。( いわゆるゴツゴツ感ってヤツね。 )
QUANTUM 製は低圧ガス式なので、高い減衰力の設定でも優れた乗り心地を確保しやすく、
しなやかで吸い付くようなハンドリングを実現させています。
最高品質の部品と、最新テクノロジーを使い、過酷な状況下で確実に高性能を発揮する能力と
更に優れた乗り心地までも両立。 これが 「 最高峰 」 と言われる由縁!
だからこそ 「 いつかは QUANTUM 、やっぱり QUANTUM 」 なんですよね。
↑ ダンパーの特性などを計測するマシン。
F−1 など走りの最高峰を 「 真面目に科学して 」 生まれて来た 本物の戦闘機用パーツだ!
※ QRS ( Quantum Racing Suspension ) 社にて撮影。
取材に行った時、レーシングファクトリーと言う事もあって、あまり撮影許可が出なくて
唯一撮影して来れたのがこれ。(^^;; ヒヤアセ
■ 仕様など
ショックアブソーバー |
: 倒立式ショック / 減衰力調整式 ( 無段階調整 ) |
スプリング |
: Swift 製 ( 仕様によっては Eibach または NOVA もある ) |
スプリングレート ( 前 ) |
: 6 kg/mm |
スプリングレート ( 後 ) |
: 4 kg/mm |
アッパーマウント |
: 前後共にピロボール式 |
※ 現在、以下のようなラインナップがあり、スプリングレートはそれぞれ異なります。
コンフォートスペック → 前 5k 、後 4k
ツーリングスペック → 前 6k 、後 6k
スポーツスペック → 前 8k 、後 6k
スーパースポーツスペック → 前 12k 、後 10k
私が今回装着した車高調は、このどれにも該当しません。(^^ゞ
走りのステージや、他のパーツとの組み合わせを考慮した結果、前 6k 、後 4k を
チョイスしています。
私の場合 「 街乗り + サーキットでスポーツ走行 」 と言った使い方がメインですから
QUANTUM のラインナップでは前が 8 〜 6k 、後は 6k 程度を選ぶのが普通ですが
硬めの スタビライザー や ロールセンターアジャスター の装着でロール量が少なくなって
いますので、この 「 前 6k 、後 4k 」 が妥当であると想定。(^^ゞ
※ 減衰力調整は倒立式なので下側にあります。( 上の写真:右 )
調整は玄人向けの無段階方式。
無段階ゆえに非常にキメの細かいセッティングが可能です。
↑ リヤ側は取付面に合わせて角度の付いたカラーが装着されています。
実際の取付はこんな感じになります。( 上の写真:右 )
↑ 前用が 5.1Kg、後用が 6.1Kg です。
今まで装着した車高調の中でもダントツで軽いですね〜
「 さすが、 QUANTUM ! 」 と言ったところでしょう!
■ 取付作業
↑ 作業は毎度お馴染み スーパーオートバックス熊谷店 にお願い致しました (^-^)v
↑ 今までよりも約1センチ車高を下げてます。
純正車高と比べて、前が約20ミリ、後が約10ミリ程度低い状態だと思います。
…とは言っても、私の GDB は純正でも元々15ミリローダウンの STi 製スプリングが
装着されていた WRX-STi 2003 V-Limited ( チューンド By 新井選手仕様 ) ですので
通常のGD系と比べると、おそらく前が約35ミリ、後が約25ミリダウン の状態ですね。
ちなみに車高調とは全く別件ですが… (^^ゞポリポリ
今現在、私の GDB にはデカール類を全く貼っていません。。。
去年イベント出展時に付いた小キズや磨きキズを取るため、全体的に磨き&コーティング処理を
する時に剥がしてそのままの状態ですね。 (T^T)クゥー
…ってゆーか、去年はそれを2回も繰り返したので、さすがに金欠です (苦笑)
それと2006年タイプの開発もあったから、そのベースとしても使ったので小キズがまた付いて…
もう1回、磨き&コーティングをやらないとダメかも。。。
こりゃマジでお財布がさみしいっすね〜 (^^ゞ
少し食事代とか削ってデカール貯金しないとね。( ダイエットと一石二鳥!(笑) )
■ 次回予告
次回は実際に街中や高速道路、サーキット等を走らせた感想をレポート致します。
お楽しみに〜 (^-^)ノ
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