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ZERO/SPORTS 製 車高調 ゼロ ウイニングR
 
装着 & 評価レポート 【第1話】
 
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 ▼ ZERO/SPORTS 製 ゼロ ウイニングR 装着 & 評価レポート 【第1話】
 
 
 
 今回の車高調装着 & 評価レポートは 「 ZERO/SPORTS 製 ゼロ ウイニングR 」 です!
 
 最初にこの車高調に興味を持ったのは、以前、スーパーオートバックスのゼロスポーツイベントで
 デモ車に乗せてもらった時の事。
 用途的にはサーキット用なので全般的に乗り心地は硬めなんですが、一般道の荒れた路面でも
 接地感に優れていて、ただ硬いだけじゃない ” 素性の良さ ” をハッキリと感じました。
 
  「 こいつは本当にサスペンションを知り尽くした人が作った車高調だな 」
 
 これが最初に受けた感想です。
 硬い味付けの中にバランス良く存在するしなやかな接地感、そして硬さに負けないしっかりとした
 剛性感を合わせ持つこの感触に思わずニヤリとしたくなる、…って感じでしょうか。
 
 これはもう、是非とも自分のクルマに付けてみたいと思いましたね。(^^ゞ
 
 
  
 
 ↑ 前後共にピロアッパー仕様で、全長調整機能付き。 
   減衰は4段階調整。 スプリングレートはフロントが 10kg/mm、リヤが 6kg/mm 。
   倒立式ではないが、滑らかで路面追従性の良いショックアブソーバーは高度な運動性能を誇る。
 
   ちなみにゼロスポーツのピロアッパーは、ピロボール仕様にありがちな 「 カチャカチャ音 」 が
   非常に出にくいと定評がある。(^-^)v
 
 
 ■ リヤのアッパーマウントの特長
 
  純正の場合 :
 
   GD 型インプレッサのリヤサスのレイアウトは、一般的なクルマと比べるとちょっと変わっていて
   スプリングに対してショックアブソーバーの中心軸がオフセットされて取り付けられています。
 
   これは GD型 のリヤサス全体の構造から考えた、動きを最も良くするためのレイアウトでしょう。
 
   ↓ 純正のアッパーマウント。 このようにオフセットさせている。
 
   
 
 
  ゼロスポーツの場合 :
 
   ゼロスポーツのリヤ用アッパーマウントも純正と同様の効果を得るためか、下の写真(左)のように
   中心軸がオフセットされています。
 
    
 
   一般的なモノは上の画像(右)のようにショックアブソーバーの軸がアッパーマウント中央にある。
   しかしこの一般的レイアウトでは、GD型の場合サスが動作する時にバネがスムーズに動きにくく
   折角の運動性能を上手く活かせなくなってしまうようです。
   また一般的レイアウトの場合、バネの動きの悪さが異音の原因にもなるようです。
 
   さすがにゼロスポーツの場合は、スバル専門で行っているチューニングメーカーですから、
   このあたりの事をしっかりと考えて、中心軸をオフセットして作っていますね!
 
 
 ■ 重量計測
 
   
 
  ↑ 前用が 8.7kg、後用が 9.2kg 。 純正サスと同等か若干重い感じだね。。。(^^ゞ
    まあその代わりと言ってはなんですが、ガッチリとしていて高い剛性を持つ作りなので
    非常に好感が持てます。 アグレッシブな走り込みにも負けないタフさが魅力的でしょう!
 
 
 
 ■ 取付作業
 
  
 
  ↑ 余談ですが、8月のイベント出展に向けてレプ関連デカールを一旦剥がし、ボディー磨き中。。。
 
 
   
 
  ↑ 交換する前に現在の車高を測っておこう。 後で 「 何センチダウン 」 って判るようにね。
 
    測り方はフェンダーアーチからホイール下部までを測ります。
 
     ※ これは、タイヤの空気圧に影響されない計測方法です。
 
 
   
 
  ↑ 車高調交換中 ( 上の写真:左 ) 。 
    剛性感たっぷりで、コイツは走る前から期待度 「 大 」 だね!! ( 上の写真:右 )
 
 
 ■ 各調整値
 
   
 
  ↑ 後で空気圧チェックしたら車高が微妙に変わっちゃった、、、 …なんて事がないように
    まずはタイヤの空気圧をしっかりとチェックしてから車高の調整を行おう。
    車高調は、やっぱり見た感じが重要だからね!
 
 
   
 
   各部の調整値は以下の通りです。 ( あくまでも私的セッティングです。 )
 
     1 … 約 77mm  ← ネジ部の長さ
     2 … 約 199mm  ← バネの長さ
     3 … 約 197mm  ← ネジ部の長さ
     4 … 約 193mm  ← バネの長さ
 
    調整する時、気を付けたいのは 「 2 」 と 「 4 」 です。
 
    バネを適度に加圧した状態になるように調整するのが良いです。
    手でバネを掴んでバネが回ったり動いたりしない程度にするのがお奨めですね。
 
    緩めにすると走行中にバネが動いて 「 バキンッ 」 といった音が出る事があるので要注意。(^^ゞ
 
 
   アッパーマウントと減衰調整
 
    前後共にキャンバーはセンターに合わせ、減衰は 「 2 」 にセット。
 
 
   フェンダーアーチの頂点から、ホイールの下部までの長さは以下の通りです。
 
    前 … 約 590mm
    後 … 約 580mm
 
 
   その他の参考データ
 
    ホイール   … 純正BBS 17 インチ オフセット 53 
    スペーサー … 前 12mm  後 13mm ( ロングハブボルトに交換
 
    ※ スペーサーは、前が 5mm x 2枚 + 2mm で 12mm 、後は 5mm x 2枚 + 3mm で 13mm
      前後共に3枚ずつ入れて厚みを調整しています。
 
 
 
 ▼ 次回予告。。。
 
 装着後、実際に運転してみた感想等のレポートは、次回第2話とゆーことで。。。
 
 
 お楽しみに〜 (^-^)ノ
  
 
 
 第2話へと続く。。。。
 
 
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 ■ 取付ならびに記事作成協力
 
   → スーパーオートバックス  熊谷店のホームページ
 
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 ※ 記事掲載日 : 2005/07/05
 
 
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