ウチのサイトでお馴染みのマフラーと言えば、フジツボの スーパーR や RM−01 ですが、
最近は、「 フジツボが良いってゆーのは判ったけど、他にも良いモノはないの? 」 と言う
ご質問が多くなって来ましたね。
…と言うワケで、新たな定番マフラーを開拓すべく、今回はフジツボ以外に目を向けてみました。
■ 外観
↑ 排気の流れを良くするため、極力曲げ部分を減らして作られたストレート構造マフラーだ。
上の写真 : 左 チタンマフラーと言えばこれ! ヒートグラデーションが綺麗だよね〜
上の写真 : 右 進行方向からのヒットに対しサイレンサーが傷まぬようガードが付いている
■ 重量の比較
↑ オフ会で皆さんに実際に持ってもらいましたが、その軽さに驚き! なんと 6.0Kg だ。
↑ いままで装着していたフジツボ製のレガリススーパーR は、11.9Kg
スーパーR もノーマルと比べたら軽いほうだと思いますが、HKS のハイパワー SPEC-R は
その半分の重量しかないのでビックリだ!
■ サウンド
・ アイドリング 〜 3500回転ぐらい 空吹かし音 ( 246KByte 14秒 )
マフラーに接近して収録したため、ムービーでは排気音が大きく感じます。
また、ピット内で撮ったため、壁に反響して音が大きく響いた感じになっています。
実際は割と静かなほうだと思います。( スーパーR と同等か、それ以下かも知れません。 )
※ ムービーの再生には Windows Media Player が必要です
※ ファイルサイズが大きいため、右クリックで保存してから再生するのがお奨めです
■ まとめ。。。
この HKS 製ハイパワー SPEC-R とフジツボのレガリススーパーR は、ある意味とてもよく似た
マフラーと言えるでしょう。 両者共に排気効率を良くするため直線的に作られた配管形状と、
爆音系ではないジェントルなサウンドが特徴的。 視覚&聴覚的には同じアプローチのマフラーだ。
しかし、実際にアクセルを踏んで走り出すと、この両者の性格の違いがハッキリと顔を出します。
HKS のハイパワー SPEC-R は、スーパーR と比べて低〜中回転域でのレスポンスが良い。
パワフルとかトルク感とか言う前に、まずアクセルに対してのツキが良いと言うのが第一印象。
ハイフロータービンに交換して高回転型にセッティングされた私の GDB でも、このマフラーに
交換してから低回転域が非常に使いやすくなったと思います。
ただし、中〜高回転域では フジツボのレガリススーパーR のほうに軍配が上がると言えるかな。
爆発的な吹けの良さとパンチの効いた伸びの良さはスーパーR のほうがより鮮烈的。
おそらくこれは、メインパイプ径の違いによるものでしょう。
HKS は 75パイ、フジツボは76.3パイ。
微妙な違いですが、フジツボのほうが太いので抜けが良い分、高回転側が強いのです。
逆に低回転域では HKS のほうがレスポンスが良くなると言うワケですね。
トータル的な実戦レベルで言えば HKS のハイパワー SPEC-R が若干有利かも。
何と言っても半分の重さで大幅な軽量化が望めるし、攻める走りをする上で低〜中回転域での
使いやすさは強力な武器になりますからね。
無論これらのフィーリングは、私の GDB に限った話かも知れません。
ハイフロータービンとの相性や、現在のECUセッティング状態との相性もあるでしょう。
ノーマルタービンなら、もっと違った印象になるとも考えられますからね。(^^ゞポリポリ
まあ、これはひとつの見方としてマフラー選びの参考になれば幸いです。
■ 製品に関するお問い合わせ先
→ HKS のホームページ
※ 記事掲載日 : 2005/05/25
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