GDB−B 型に乗っている頃から 「 クルマでも DVD を見る 」 と記事に書いて来てますので、
オフ会でお会いした方々から
・ クルマで DVD って、いったい何を見るの?
・ 機種やメディアの選び方は?
・ DVD に録画する時はどうやってる?
などなど、最近は DVD に関するご質問を受ける事が多くなってきましたね。
…とゆーことで、今回は 「 クルマで DVD 」 に関するご質問の回答を中心にお話を進めましょう。
▼ 機種選びについて
GDB−D 型への乗り換えで最初に計画したのが、インパネアッパー部分 ( 時計がある部分 ) に
3連メーターを配置させたいと思った事ですね〜
ですが、そうするとオーディオやカーナビを組み込む場合には、センターコンソールの 2DIN 分の
スペースだけで考えなければなりません。。。
その限られたスペースに、まずは以前から使っていたカーナビのモニターを移植です。
私のカーナビは結構前から使っているモノなので、本体とモニターが一体ではない別々のタイプ。
邪魔なカーナビ本体は運転席の下のフロア部分に固定し、残った 1DIN 分のスペースに入る
DVD プレーヤーを新規に導入する事にしました。
※ 運転席の下にはエアコンの送風ダクトがありますので、ここにカーナビ本体を配置する場合は
送風ダクトを塞ぐなど、対策が必要です。
DVD プレーヤーを選ぶ場合、基準として私が1番に重視するのは 「 使えるメディア 」 です。
DVD−R だけでなく、DVD−RW が使える機種がイイですね。
あとはなるべく買いやすい価格帯のモノかな。。。。 (;^_^A アセアセ
もちろん、今までの資産 ( CDチェンジャーや、サブウーハーなど ) も接続可能な機種である事が
必須となるので、私はパイオニア製の DVH-P077 を選ぶ事にしました。
一応、これ単体でも最大出力が 50W x 4 ありますから、パワフルなサウンドが期待出来ます。
↑ ナビのインダッシュモニターを出したところ。ナビもDVDも一緒に使えるようにダブル搭載です(笑)
なお、後に見えてるトリプルメーターフードは、また別途レポートしますので、お楽しみに!
▼ スピーカー
↑ フロントスピーカーは、パイオニアの16センチスピーカーと、AODEA のワイドレンジツィーター。
ワイドレンジツィーターは結構デカイ(笑) 隣にあるチョロQと比べてみるとよく判るよね。
↑ リヤは 30センチのサブウーハー2基と置き型16センチのBOXタイプ。 どちらもパイオニア製。
音楽を聴くときも勿論ですが、DVD で映画を見る時に大迫力で臨場感あふれる音を楽しむには
重低音の出せるウーハーが欠かせません。
無論、大径のサブウーハーを搭載するためのスペースは、リヤシートをワゴンのように可倒式に
改造して確保しました。
( GDB−B 型の時に行った改造ですが、使い勝手が良いので GDB−D 型にも移植しました )
さて、ここまで見て 「 ん? 」 って思った人は、オーディオ通かも。(;^_^A アセアセ
DVD と言えば、なんと言っても、5.1ch のサウンドシステムで武装するのが王道ですからね〜
センタースピーカーが無いことに気が付いちゃいましたか? (笑)
DVH-P077 は、もともと 5.1ch 対応 ・ DSP ユニット 「 DEQ-P9 」 と組み合わせて使う事を
前提としているモデルのようなんですが、今回は予算がそこまでありませんでしたので、
DSP ユニット とセンタースピーカーは、今のところ 「 おあずけ 」 の状態です。(苦笑)
今後、お財布に余裕ができたら導入したいですね。
▼ 可倒式リヤシート
詳しくは、改造方法の解説ページ → その1 、 その2 、 その3 を参照願います。
実はこの可倒式に改造したリヤシートは、オフ会などで意外とご質問が多いんですよね (^^ゞ
あらためて、可動状態をご紹介しておきますね。
↑ このように、2シーター・ウーハー仕様から、5名乗車の通常状態へと可変可能。
ワゴン用のリヤシートと、ワゴン用シート取付金具をそっくりそのまま移植すればOK (^-^)v
取付ボルトの穴位置は、ほぼ互換なので改造難易度は割と低めかな。
新品でリヤシートをアッセンブリーで買うとメチャ高いけど、解体屋さんなどで中古を買えば
モノの程度と交渉次第で安く GET 可能だと思います。
ワゴン用であれば、丸目ワゴンのモノでも問題なく取付可能です。
※ 余談ですが、私が買った頃は丸目しか無かったから結構 「 出モノ 」 が少なかったですね。
ちなみに私は諭吉さん1.6人で GET してます。 (笑)
今なら総数が増えている分、もっと安い 「 出モノ 」 に出会えるかもね〜
あと、入手する時に注意しておきたいのは、シート取付金具です。
セダン用とワゴン用とでは形状が違うので、ちゃんとワゴン用を用意しないと取り付け出来ません。
また、背もたれ部分を立たせた時に固定する金具も忘れずに入手しましょう。
▼ クルマに適したメディアは…
さてさて、話が少し逸れてしまいましたね。 では話題をふたたび DVD に戻しましょう。
クルマで DVD を楽しむ場合、ご自身で録画された映画や、テレビドラマ、音楽クリップなど
いろいろと編集して DVD に焼かれると思いますが、その時どのメディアを使って焼かれるか
皆さんは決めていらっしゃいますか?
※ DVD を焼く = 「 DVD に録画する 」 の意味
価格の安さや書き込みの早さ、互換性の高さから DVD−R を使われている人も多いと思いますが、
私の場合は DVD−RW を使うようにしています。
なぜなら、DVD−R は記録面に有機色素を使っているため、直射日光に弱いのです。
クルマで使う以上、日光は避けられませんから、DVD−R は不向きなのです。
DVD−RW は互換性がやや DVD−R に劣りますが、保存性は DVD−R よりも優れています。
また、何度も繰り返し焼き直せるので、長い目でみればコスト的にも圧倒的有利です (^-^)
▼ 何を録画して見るの?
私は主に CSデジタル放送 ( スカイパーフェクトTV ) で、MTV とか、スペースシャワーTV など、
音楽専門チャンネルを録画して楽しんでいます。
今のところ CS デジタルなら、ガードされた番組は少ないので、ほとんど DVD に録画できますし、
デジタル放送なので信号の低下もないから、そのままカーオーディオで充分に聴ける音質です。
MTV などの音楽専門チャンネルで放送されるビデオクリップ ( プロモーションビデオ ) は、
大概の場合、曲の最初から最後までフルコーラスで流れますのでお奨めです。
特にお奨めなのは、ヒットチャートのカウントダウン番組を毎週 DVD−RW に録画する事ですね。
最新チャートを映像付きで楽しめるワケです。
まあ、基本的に運転中は見れませんから(笑)、助手席に乗せる彼女や家族を楽しませながら、
ご自身も聴いて楽しめる音楽番組がお奨めですね〜
▼ 自分好みのDVDを作る
皆さんは、DVD オーサリングソフトは、何を使ってますか?
( DVD オーサリング = 映像・画像を編集して1枚の DVD を作ること )
ただ単純にテレビを録画して見るだけなら、家庭用のDVDレコーダーだけでも充分ですが、
せっかく作るのであれば、オリジナルな DVD を作りたいですよね。
ちまちまとリモコンを押しながら DVD レコーダーを操作するよりも、パソコンのキーボードと
マウスを使ってオーサリングソフトで DVD を作ったほうが、遥かに操作性が良いですし、
録り貯めてある映像の管理もしやすいです。
私は ペガシス社からリリースされている 「 TMPGEnc DVD Author 」 を使っています。
比較的わかりやすいインターフェースで、動作も割と重くないところが気に入って使っています。
モーションメニューは勿論のこと、メニュー画面作りの機能が豊富で楽しめます。
また、ドルビー AC-3 音声にも対応していますので、センス次第で高度な DVD 作りが可能でしょう。
▼ 1枚の DVD に、どれぐらい入る?
DVD に録画する場合、画質を優先すればするほど1枚のディスクに録画できる時間が短くなり、
逆に画質を落とすほど録画時間が長くなります。
家庭用のテレビで見る場合、画質を落としても気にならないレベルは個人差もあると思いますが
私的には 4.7G バイトのディスク1枚に4時間録画までぐらいかな。(^^ゞポリポリ
映画が2本、音楽のビデオクリップ ( プロモーションビデオ ) なら1曲5分と考えても 約50曲。
CM を抜いた1時間のテレビドラマ ( 1話約45分 ) なら5話、アニメ ( 1話約24分 ) なら10話。
これがクルマで見るだけなら、もっと画質を落としても何とか見れます。(笑)
なんと言っても画面が7インチぐらいしかないので、少々の荒さも判りにくいのです。
4.7G バイトのディスク1枚に6時間録画しても、画質の悪さはあまり気になりません。(^^ゞ
映画が3本、音楽のビデオクリップは72曲、テレビドラマは8話、アニメなら15話も録画可能です。
DVD の特長として基本的に 画質を落としても音質は変わりません。
ですので、かなり思い切って画質を落としても、サウンドがカバーしてくれます。
▼ 1枚の DVD に、もっと沢山つめこむには…
オーサリングソフトで録画する映像を選んでいると、どうしても1枚のディスクに入りきらない量に
なってしまう事があります。
例えば、最初は 「 6時間分の映像を 」 と思っていても、あれこれと好みのモノを選んでいるうちに
6時間分をかるくオーバーしてしまう事もあるでしょう。
また、もともと高画質で録画した映像だと、その画質によって1枚に入れられる時間が違ってきます。
もとの画質や量を気にせず1枚のディスクに納めるには、DVD 圧縮ソフトを使うのがお奨めですね。
私は ホロン社からリリースされている 「 Pandora DVD Z 」 を使っています。
このソフトは処理スピードが早いのと、簡単操作なので面倒がなくてイイですね。
※ 上の写真のパッケージとディスクは、旧バージョンの 「 Pandora DVD 」 ですが、
オンラインでの無償アップデートを行っていますので、現行の 「 Z 」 を使用しています。
通常は、
オーサリングソフトで DVD に焼く内容を構築
↓
ライティングソフトで DVD に焼く
と言うような行程ですが、構築した時に1枚に入りきらない量になってしまった場合は、
オーサリングソフトで DVD に焼く内容を構築
↓
圧縮ソフトでディスク1枚に収まる状態に再構築する
↓
ライティングソフトで DVD に焼く
と言う手順で行えば上手く収める事が可能になるワケです。
私はいつも、邦楽のビデオクリップを 4.7G バイトのディスク1枚に4時間分の画質で録画し、
それをパソコンに移してから、80 〜 100曲分をオーサリングソフトで構築させてます。
当然、4.7G バイトのディスク1枚に入りきらない量になりますので、圧縮ソフトで圧縮してから
DVD に焼いています。
ご参考になりましたでしょうか? (^^ゞポリポリ
■ このページで紹介した製品
DVDデッキユニットなど Pioneer 製 DVH-P077 → Pioneer のホームページ
ワイドレンジツィーター AODEA ATW-2752W → エーモン工業 のホームページ
DVDオーサリングソフト TMPGEnc DVD Author → 株式会社ペガシス のホームページ
DVD圧縮ソフト Pandora DVD Z → 株式会社ホロン のホームページ
※ 記事掲載日 : 2004/10/21
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