このところ GDB-B → GDB-D への移植ネタが続いていますので、ここらでちょっと中休み
と言いますか、新しいネタのレポートを書きますね(笑)
今回紹介するのは、オルタネーターやエアコンコンプレッサーに使われている ” ベルト ” です。
チューニングパーツとしては、今まで無かったカテゴリー(?)ですよね。
チューニングを行っていく上で、エンジンのパワーUPに合わせてベルトも耐久性UP してやろう
と言うワケっすね〜
【 EPDM とは… 】
EPDM ( エチレンプロピレンゴム ) とは、ゴム素材の一種です。
従来のベルトに使用されているゴムに比べ耐久性に優れていると言われています。
以下はゲイツ社製品での性能比較です。
高温耐久性 → 従来品の寿命比約4倍
低温耐久性 → 従来品の寿命比約10倍
耐摩耗性能 → 従来品の約30%UP
軽量化 → 従来品の約17%の軽量化 ( 平均 )
【 ゲイツ社について… 】
名実共に伝動用ベルトの世界トップメーカー。
アメリカで行われているドラッグレースで出走するハイパワーモンスターマシンにも使われている。
ドラッグレースではトップシェアを誇る信頼性。
■ 純正ベルトとの比較
↑ まあ、もともと大した重さではないですが、EPDMベルトはちゃんと軽くなっているのが判ります。
■ 取り付け作業風景
↑ オルタネーターとエアコン用の両方のベルトをゲイツ社製の EPDMベルト と交換です。
↑ 綺麗なブルーの色が、スバル車にはよく似合うよね!
■ まとめ…
取り付けでベルトを張って行く際に、どこまでも伸びて行くような伸縮性があります。
最初から張り過ぎないように、徐々に締め込んでやると良いかも知れません。(^^ゞ
ベルトが滑らない程度に締め込んでやるのがキモかな。
ある意味、しなやかな質感とでも言いますか、従来のベルトのように締め込む事による
抵抗感が少ないので、ある程度ベルトの抵抗によるパワーロスを軽減出来そうです。
無論これは張り具合によって変わってくると思われますので、そのうち時間があったら
パワー計測を行ってベルトの張り調整とパワーの関係を調べてみたいですね。
冒頭にも書きました通り、今まであまり無かったチューニングカテゴリーですよね。
どちらかと言えば、ベルトって車検の時に取り換える消耗品としての印象が強いんですけど
よくよく考えてみれば、クランクシャフトに直結されたパーツなだけに、エンジンパワーに大きく
影響を与えると思えますからね。
今後、このあたりはじっくりと検証してみたいです。(^^ゞ
■ この製品のお問い合わせ先 ( 取扱店 )
STi 東京
※ STi 東京は 2004年9月30日をもって閉鎖されたようです。
真に残念でなりません。。。(T^T)
※ 記事更新日 : 2004/09/30
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